カテゴリー「性神 那須烏山市」の3件の記事

2008.11.18

那須烏山市 川岸の口 道祖神

旧烏山町です。

未発見のカテゴリーでエントリーした当物件ですが、別物件として新規でエントリーするべく4年前に撮影したまま寝かせておいた画像を改めてじっくり見直したところ、少々疑問点が残るものの「性神の謎」 掲載の写真と見比べてみると高確率で同一と思えましたので紹介します。
なお「下野の野仏」 の道祖神リストの82 "烏山町(那須烏山市)下境川岸ノ口"と同一のものと思われます。

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場所は、県道27号線沿いにある下境簡易郵便局から50メートルほど南にある十字路を東に向い、途中にある丁字路の南、小川を渡った橋のたもとになります。
さらに東に道を登って行くと解石(とげし)神社という神社あるようです。



Karasimo02

小屋がかかっています。






Karasimo03

小屋の奥には説明版があります。







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左に廿三夜供養の石塔。







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賽銭箱と、その前には小さな石製の男根像。右に資料の写真と同一と思われる自然石。







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加工されているにも見えますが自然石のようです。
説明看板には陰陽とありますが、陰は別にあるのか、あるいは陰陽一体なのかちょっとわかりませんでした。
月云々と書かれた板が立てかけられていますが草を掃ってまで見ませんでした。廿三夜と関係があるのでしょうか。







Karasimo07

小さなものの中には以前けいさん に教えていただいた「相輪部」と似たようなものが混じっているようにも見えます。




初めに記した疑問点について考えてみます。
「性神の謎」  から読みとれる情報として、最初のエントリー時に、場所発見の手がかりとして記載した

  • 上境上平松の木から南へ3キロ
  • 那珂川を見おろす位置
  • 男根型に見える自然石

の三つの情報のうち二つ目の「那珂川を見おろす位置」についてなのですが、現場は那珂川までは県道を越えて西へ800メートルほどあり、見下ろすどころか林や家屋で川面は全く見えません。

また掲載されている写真には小屋掛けも無く隣に廿三夜供養塔も小さな男根状の石もありません。

これが最初は別の物件だと判断した原因です。

出版時は建物なども全く無かったので現場から那珂川を見る事が出来た。
あるいは那珂川の流路の変化であって、出版時はもっと近い場所を流れていた。
という可能性ですが、"見おろす"という表現から受けた印象では、ある程度高さがある丘のような所から見ているように感じます。
現地は、那珂川の氾濫原の際に位置し、那珂川の川岸付近よりはもちろんだいぶ高い位置にありますが距離もありますから見おろすほどの高低差は感じられません。

昭和49年の空撮(100dpi及び400dpiのリンクで拡大出来ます) で見ても宅地の分布や那珂川の流路に現在と大した違いはないように見えます。

(那珂川を見おろす)別の場所から現地に移転した可能性ですが、看板の説明を見ると、まさにこの場所こそが集落の境界であり、いにしえの川岸、舟戸であり道祖神が祀られる意味のある場所である(wikipedia:岐の神道祖神 )といっているようで、近年ここに移転してきて置かれたものである事を匂わす要素はありません。

資料の写真には写ってはおらず、かつ文中でも全く触れられていない廿三夜供養塔の存在。
上記を踏まえると、こちらの方があとから移転してきたものなのかもしれません。



数ヶ月ほど前に上記文章の下書きを書いた直後、現地の様子の記憶の確認を兼ねて、再度訪問して足りないアングルの追加撮影をしてきました。
あまり変化はありませんが草が刈られ少し見やすくなっています。
メインカメラの故障で別のデジカメで撮影したところ画像の質感が微妙に違っていて混在させると違和感があるので下にまとめておきます。
板には月読(つきよみ)と書いてあるようです。

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現地マップ
少し離れた道路際に駐車できるスペースがあります。


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那須烏山市上境上平松の木 地蔵堂とハチマキ石

旧烏山町です。

発見できていません。

資料によると

  • 地蔵堂があり、地蔵の隣に頭部を白い筋が一周しているハチマキ石がある

との事です。

該当する地区をざっと回ってみましたが見つかりませんでした。

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那須烏山市大木須人有田 道祖神

旧烏山町です。

発見できていません。

資料によると

  • 集落の名前が道祖神
  • どうろくじんという屋号をもっているお宅がある
  • 茨城県との県境の峠左手の小高い場所
  • 長さ75センチの男根型自然石

という事で一度は探索に行ったのですが、改めて地図を見返すと枝道の方に侵入したような気がします。

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